ソニーは、金融子会社のソニーフィナンシャルホールディングスに対し、TOBを実施し完全子会社化することを決定した。買付価格は1株あたり2600円で、買付予定額は最大3955億3800万円。買付期間は2020年5月20日から7月13日まで。ソニーは金融事業と最新技術の融合を目指し、2021年4月1日に商号を「ソニーグループ」に変更することも発表した。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:ソニーは、金融事業をコア事業の一つと位置づけ、最新技術の活用による競争力強化を目指している。今回のTOBにより、迅速で柔軟な意思決定ができる経営体制の構築を図り、金融事業の成長を加速させることが期待される。